卸売市場流通についての諸問題

市場流通ジャーナリスト 浅沼 進

 

 

 

 

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梅雨明け初日の松本
6月下旬、長野県松本市に行った。梅雨明け宣言が出た日であったことは後で知ったが、とにかく暑かった。 行きは新宿から「あずさ」に乗った。東京から松本に行くには新幹線で長野経由の路線と新宿から特急あずさで行く二通りある。 時間だけなら新幹線が若干早いが松本に行く人は断然、新宿経由が多いだろうと思う。意外に混んでいた。社内は登山姿の中年女性の集団が多く、ここでも女性優位である。 月曜日の朝に松本公設地方市場に行くので、前日に松本に入り、時間があるので松本市美術館、旧制松本高校のある公園、松本城を巡り、途中、手打ち10割そばを食べてホテルに入る定番コースで楽しんだ。10割そばは食べにくく敬遠していたが…
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コロナで高まる市場流通の存在価値−効率性と公共性の共存
(農林リサーチ2022年6月号より転載)当誌5月号で「公設市場の民営化」をテーマに、「行政が完全に撤退する民営化」と「行政が一定関与する民営化」について検証した。コロナ禍で過ぎた3年の間、多くの変化が起きた。その変化を通した市場流通の新たな課題の一つが「効率性と公共性の両立」をいかに図るかである。 1.3年間の変化 ① 改正市場法による取引の自由度が高まった 第一の変化は、2020年に施行された改正卸売市場法によって市場業者の取引規制が緩和されたことである。受託拒否の禁止や差別的取り扱いの禁止、取引の公正・効率及び公開を義務つけた他、第三者販売、直荷、商物分離、自己買受等は各市場が定めるという…
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市場風景スケッチ 木更津魚市場の昼食〜KUttAで食った
千葉県木更津公設地方卸売市場の場内にある食堂「KUttA」で昼食を摂った。 木更津市場の水産部卸「木更津魚市場」は、場内施設を独自に活用、食堂「KUttA」と鮮魚販売店「うお屋」をオープン、地域に開放している。 「市場と食堂」と言えば、これまで卸売市場と隣接した場外市場が地域に向けた食エリアとして営業するケースが多いが、市場法改正によって卸が市場内飲食店を経営することができるようになった。 木更津市場は仲卸が無いため、卸売会社が地域に向けた食エリアを本格的に取り組んだ珍しいケースと言えるだろう。以下、「KUttA」の外観、看板メニュー、実際の料理を3枚の写真で紹介する。 KUttAの入口、開放…
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水やり禁止の生花「プリザーブドフラワー」
プリザーブドフラワー(保存花)である。知り合いから分けて頂いた。 昔、業界紙のカメラマンI氏に「写真が苦手なら、とにかくたくさん撮ること」とアドバイスされた。今も多く撮るが所詮、写真はセンスであると痛感している。 しかしスマホが良くなって写真が苦手な私でもこれだけ綺麗に撮れるようになった。嬉しいことだ。 花き流通は鮮度保持の分野でも様々な工夫がされている。花の保存というと昔はドライフラワーだったが、生花に保存液と着色料を吸わせて乾燥したもので、生花の柔らかさと色が長く保つプリザーブドフラワーは100億円規模のマーケットになっている。 保存や着色の技術は食品の分野でも進んでいるが、生鮮とはいえ花…
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函館は春盛り
しばらくブログもお休みしていて久しぶりである。先週、5月23〜24日に函館に行った。 水産市場、青果市場を見せてもらい楽しかった。昔、思い出せないほどの昔に行ったことがある。 函館には湯の川温泉という有名な温泉街があるが、路面電車に乗って地元の人が通う谷地頭温泉に行った。何をしに函館に行ったのかはまた別の機会にして、とりあえずは函館がどれほど魅力的か、写真を通して誇り顔でお伝えしたい。 函館は春盛り 函館市内の風景。これほど見事なツツジの花盛りは見たことがない 五稜郭公園の枝垂フジ 涼しい風を浴びながら枝垂フジをぼんやり眺めていた 函館水産地方市場全景 水産市場は多くが郊外の海岸沿いにあるが、…
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各地市場の取組

市場法の抜本的な見直しに直面し市場の責任で独自に取り組む経営戦略が求められています。各地の先進事例を紹介します。

卸売市場の課題

現行市場法の何が問題でどう変えるべきか。行政責任による市場整備から民間主体に移行しつつある開設、運営や取引における規制緩和の問題を検証します。

その他・食一般

食の世界、流通の世界で今、何が起きておりどう考えるべきか、豊洲移転の問題はじめ食一般に関する雑感、レポートを掲載します。